バルバトスの代理歌词 歌手バルバトス(CV:原田 雅行)マモン(CV:古林 裕貴)-专辑Crazy About You-单曲《バルバトスの代理》LRC歌词下载

浅安2022-03-02  91

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バルバトスの代理歌词 歌手バルバトス(CV:原田 雅行) / マモン(CV:古林 裕貴)-专辑Crazy About You-单曲《バルバトスの代理》LRC歌词下载

歌曲:《バルバトスの代理》
歌手:バルバトス(CV:原田 雅行) / マモン(CV:古林 裕貴)
专辑:Crazy About You

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《バルバトスの代理》歌词:

作词 : モリマサ 作曲 : Hajime マモン  「もう1回確認だけど、ちゃんとバイト代はもらえるんだよな?」 バルバトス「払うと申し上げましたでしょう?これで8回目の確認ですよ」 マモン  「そこ大事だろ!てか、そこしか大事じゃない」 バルバトス「まあ、あなたのことですからそうなんでしょうが…。本当に大丈夫なのでしょうね?きちんとやってくださいますか?」 マモン  「魔界で一番信頼できるもの、それは金がからんだ時の俺様だ!」 バルバトス「胸を張るようなことじゃないでしょう…。ハァ〜、やっぱりルシファーに無理にでも予定をずらしてもらって頼むべきでした」 マモン  「いいから俺に任せとけって。で、どうすればいいんだよ?」 バルバトス「ですから、私が坊ちゃまの使いで城を空ける間、そばについて私の代わりを務めてもらいたいのです」 マモン  「OK!OK!殿下と一緒にいればいいわけだ。楽勝だぜ」 バルバトス「いえいえ、私の代わりですから、常に坊ちゃまがパーフェクトに気持ち良くいられるよう細心の注意を払ってほしいのです」 マモン  「任せとけって!」 バルバトス「ではまず、ここにあるノートに目を通しておいてください」 マモン  「ノート?どこだよ?」 バルバトス「これですよ、これ」 マモン  「えっ、これ柱じゃねーの!?分厚すぎるだろ」 バルバトス「はい。私が坊ちゃまのお世話を言いつかってから今日までに築き上げてきた決めごと全てを、あなたのために書き記しました」 マモン  「夜中の2時に起床って書いてあるけど…」 バルバトス「はい、坊ちゃまが起床される5時間前には起きてください」 マモン  「えぇ!?5時間とか、そんな準備することあんのかよ」 バルバトス「足りないくらいです…。坊ちゃまが起きてから寝るまでのシミュレーションと、そこから導き出された想定パターンへの準備です」 マモン  「シミュレーションってなんだよ」 バルバトス「坊ちゃまは思いつきで行動を決められることがあるので、その日におっしゃりそうなことを、季節のイベントごとや気温、湿度、訪問客、届いた手紙、などから予想し、何百通りもの可能性を、あらかじめ準備するのです」 マモン  「いや、言われてから用意すればいいだろ」 バルバトス「いけません。坊ちゃまは、普段の私の準備に慣れ切っていらっしゃるので、思いついてから準備に5分以上かかると、やめてしまうでしょう」 マモン  「はぁ?もしかして、準備ができてないと怒り狂うとか?全然想像できねーけど…」 バルバトス「いいえ『今日はやめておこう』とにこやかにおっしゃるだけです」 マモン  「じゃあ、やる必要ねぇじゃん」 バルバトス「いえいえ、坊ちゃまの期待にお答えできないということは、私にとって敗北、あるいは死を意味します」 マモン  「何と戦ってんだよ」 バルバトス「ちなみに、この事前準備は必ず釣りの道具を用意して、釣りへ行く格好で行ってください」 マモン  「なんでだよ!」 バルバトス「過去に1度だけ、夜中坊ちゃまが突然、幻のドクロアジを釣りに行くと、部屋を訪ねていらしたことがありましたので」 マモン  「えっそのたった1回のために!?備え方が悪魔的だな…」 バルバトス「はい、悪魔ですので」 マモン  「ん?この、何重にも線が引いてある『紅茶のサイン』ってのはなんだ?」 バルバトス「坊ちゃまは私が入れた紅茶をいたく気に入ってくださっているのですが、その時々の気分で違ったフレーバーを楽しまれます」 バルバトス「長年お仕えして、こうしている時はこの紅茶をご希望なのだということが分かってまいりました。さらに、坊ちゃまもそれに気がついてからは、意図的にサインを送っていらっしゃるのでそれにお答えしているのです」 マモン  「なんかすげーな」 バルバトス「覚えてください。口が一瞬微妙にとんがったら喉が渇いたサインです」 マモン  「『喉乾いたー』って言わねーの?」 バルバトス「はい。エレガントではないので基本所作から読み取ります。次に紅茶の用意に入りますが、坊ちゃまが飲みたい紅茶は何か?ここからが勝負です」 マモン  「だから聞けばいいじゃん」 バルバトス「坊ちゃまのまばたきが気持ちゆっくりだった場合は、ダージリンティーが飲みたいサインです」 マモン  「気持ちゆっくりって、普段のスピード知らねーし。てか自分のだって分かるか怪しいわ」 バルバトス「さらにこの時、同時に右耳がピクリと動いた場合はミルク多め、左耳がピクリと動いた時は砂糖多めです。両方動けばロイヤルミルクティですので、茶葉を煮出した後、ミルクを入れて煮立てます」 マモン  「無理無理無理。えーっと、つまり、口もまばたきも両耳も全部同時に見てないといけないのか…つーか殿下の方もむずいだろ」 バルバトス「ちなみにまばたきがいつもより早い場合は、アッサム。もっと早い場合は、アールグレイといった具合に、まばたきの速度で茶葉が決まります」 マモン  「もう、ついてけねーよ!ま、バイト代のために頑張ってはみるけども…てかさ、これでまだ2ページ目なんだけど?こんな感じで全部読んで全部やるの無理じゃね??」 バルバトス「私としてはやっていただきたいのですが…まぁ最後のページを見てください」 マモン  「ん?オリジナリティ重視??」 バルバトス「坊ちゃまは、その人ならではの行動が大好きです。なので、私のようにはせずにマモン流でやっていただければ結構です」 マモン  「え?え?じゃ、今までのなんだったの?」 バルバトス「坊ちゃまに仕えるということはこれくらい繊細なんです。一応それをあなたに知ってもらいたく、このノートをお見せしました」 マモン  「あー、なるほどね。結局俺のやり方でいいってことだよね」 バルバトス「はい。そうなります」 マモン  「やったー、楽勝だぜ!へっへー。俺流でしっかり仕えるからバイト代頼むぜ!じゃーな。ヒャッホー!」 バルバトス「やれやれ、もう行ってしまいましたか…。でも、最近ご公務でお疲れだった坊ちゃまのこれ以上ない気分転換としては適任でしょう」 バルバトス「さて、坊ちゃまがマモンの入れたロイヤルミルクティーに満足できずに、夜中にキッチンにいらっしゃった時のための準備をしなくては…」
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